横浜赤レンガ倉庫1号館[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団]と創業110周年を迎える株式会社崎陽軒は、企業・地域プロモーションとして、オリジナルダンスを制作し、2018年1月19日よりダンス動画を配信します。
23年に渡り、国際的なダンスフェスティバル「横浜ダンスコレクション」をプロデュースしてきた横浜赤レンガ倉庫1号館が、「横浜からダンスが広がる、ダンスでつながる!」をキーワードに、ダンスを楽しんで劇場を知ってもらうことを目指して取り組むプロジェクト。
企業・地域と劇場が連携して、オリジナルダンス作品を共同制作し、プロモーションとなるダンス映像をウェブサイトにて公開をします。
プロジェクト・パートナーは、横浜を代表する企業であり、2018年4月に創業110周年を迎える崎陽軒。社員自らが表現者として出演し、企業・地域と劇場をつなぐ活動を行い、地域の皆様にダンスをはじめとする文化芸術をより近くで、親しみを持って接していただきたい思いから取り組んだ創業110周年の記念事業。企業として横浜の文化芸術の発展に寄与し、横浜を盛り上げます。
Photo:菅原康太
横浜ダンスコレクションR 2005「ソロ×デュオ・コンペティション+」ファイナリストである長谷川達也さんが主宰するダンスカンパニーDAZZLEがオリジナルダンスを振付。ストリートダンスとコンテンポラリーダンスを融合した世界感で独自のダンススタイルを生み出し、国内外で数々の賞を受賞するほか、TVやライブの出演・振付や、アーティストプロモーション映像、CMなどの振付も手掛け、多方面で活躍するダンスカンパニー。「社員のつながり」と「企業の一体感」を表現。思わず踊りだしたくなる振付です。
一緒に踊る仲間と、そしてそれを観てくれる人と。
自分の人生の中で「踊る」という経験を、自ら進んで選んだことはありますか?
多くの人は「ない」と答えるのではないでしょうか。
なぜならダンスは、観なくても、ましてや踊らなくたって生きていけるから。そして、もっと簡単に手に入る娯楽が今の世の中にはたくさんあるからです。
それでも今回、このプロジェクトを通じて踊ることを選んだ皆さんは、未だかつて経験したことのない想いを胸に抱いたはずです。それは時に苦悩であり、時に快楽となって、自分の心を揺さぶります。そして気がつけば、名前も性格も知らなかった社員の皆さんが、ダンスを通じて目に見えない強い絆で結ばれていきました。
「完成させるのは難しいかもしれない」
練習初日にそう思いました。だけど、その日からは想像もできないほどの成長と、作品の出来栄えに、最後は僕自身、深い感動を覚えました。参加した皆さんと、作品を観てくれる皆さんに、ダンス表現の可能性と、その魅力が伝わったらとても嬉しく思います。
DAZZLE主宰 長谷川達也
オリジナルダンス及びプロモーション映像の出演者(ダンサー)は社内公募により希望者を募り、「ダンス経験」や「性別」「年齢」「部署」を超えて、幅広い社員が参加。オリジナルダンスは、企業プロモーションとともに社内交流の一翼を担います。
映像の演出は、企業の一体感が表現され、崎陽軒本店や横浜工場、また横浜を代表する歴史的建造物であり、劇場やギャラリースペースを備える横浜赤レンガ倉庫を舞台に、横浜市の歴史と文化、地域の繋がりを背景に、見る人が「心」も「身体」も踊りだすほど、崎陽軒社員が躍動しています。
国内外でのコンサートをはじめ、映画、演劇、ダンス、音楽プロデュースなど、多方面で活躍するほか、横浜トリエンナーレのライブ・パフォーマンス、横浜音祭りの体験型プログラムやDance Dance Dance @ YOKOHAMAの公演にも携わってきた蓮沼執太さんがこのオリジナルダンスのために、書き下ろしたオリジナル曲。自然にみんなが踊ってしまうような、ポップで明るい曲に仕上がりました。
2018年2月2日から開催する「横浜ダンスコレクション2018」。無料で多彩なダンス・パフォーマンスをお楽しみいただける「青空ダンス@横浜赤レンガ倉庫イベント広場」で、崎陽軒の社員によるオリジナルダンス『LinK 110th』を2月11日(日)に発表します。
「横浜ダンスコレクション2018」の詳しい情報は、ウェブサイト、facebookをご確認ください。
横浜ダンスコレクション2018:http://yokohama-dance-collection.jp/
横浜ダンスコレクションfacebook:https://www.facebook.com/YokohamaDanceCollection/
タイトル:「LinK 110th」
出演:株式会社崎陽軒社員(社内公募)
振付:DAZZLE
音楽:蓮沼執太
映像ディレクション:西野正将
主催・企画:横浜赤レンガ倉庫1号館[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団]
プロジェクト・パートーナー:株式会社崎陽軒
助成:公益財団法人セゾン文化財団
協力:横浜みなとみらいホール[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団]、象の鼻テラス