横浜能楽堂は大規模改修で休館中、「つなぐ つながる」をテーマに、さまざまな舞台芸術と連携した事業を展開しています。今回はダンスの拠点・横浜赤レンガ倉庫1号館とコラボレーションし、「能とダンスの身体」をテーマにした特別講座を開催します。

同じ身体表現でありながら、成立の背景や表現方法もまったく異なる能とコンテンポラリーダンス。しかし、そこには「型」「呼吸」「空間」など、思いがけない共通点も。

登壇するのは、能楽師・鵜澤光とダンサー・小㞍健太。同世代の二人がデモンストレーションを交え、それぞれの身体の感覚や表現について語り合う90分となります。


講座「能の身体 ダンスの身体」

日 時: 2026年1月12日(月・祝)
            13:30開場 14:00開始 15:30終了予定
会 場: 横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール

出 演: 鵜澤光(シテ方観世流能楽師)
            小㞍健太(ダンサー・振付家)
ファシリテーター: 副島綾

参加費: 2,500円 *申込が必要です
定 員: 50名

[お申込方法]
11/20(月)14時よりpeatixにて申込受付(先着順)

*個人情報は当ワークショップ以外の目的では使用いたしません。
*お支払いいただきました参加費は、事業中止の場合を除き返金いたしません。

◎トークを聞いていただく講座となります。
 話の流れの中で、軽く体を動かす場合がございます。
 ご希望の方は動きやすい服装でご参加ください。


◇鵜澤光(シテ方観世流能楽師) 
祖父・故鵜澤雅、母・鵜澤久、九世観世銕之丞に師事。独立後「石橋」「乱」「道成寺」他多くの舞台を務める。演能団体銕仙会を中心に活動し、アメリカ、ノルウェー、ポーランド、ブラジル、オーストラリア等々の海外公演にも多数参加。一般、学校での講演、ワークショップなども積極的に手掛けるほか、趣味として能楽を学ぶ一般への稽古も行っている。また2015年11月中国南京にて催された「朱鷺芸術祭」に於いて現代演劇に出演し中国の伝統演劇である昆劇の役者と共演。活動の幅を広げつつある。重要無形文化財総合認定保持者。

◇小㞍健太(ダンサー・振付家) 
幼少からバレエを学び、1999年ローザンヌ国際バレエコンクールにてプロフェッショナル・スカラシップ賞受賞。モナコ公国モンテカルロバレエ団、ネザーランド・ダンス・シアターに在籍し、世界的な現代振付家の作品に出演。2010年よりフリーランスとなり作品を発表するなど国内外で活動。2017年より「SandD」を始動し、ジャンルや世代を横断した舞台芸術におけるダンサーの身体の在り方を探求している。他、オペラやミュージカルの振付、フィギュアスケート日本代表選手の表現指導・振付など活動は多岐にわたる。2024年4月より横浜赤レンガ倉庫1号館振付家を務める。

◇副島綾(舞台芸術アドバイザー) 
2000年に渡仏。アヴィニョン演劇祭の事務局、国立シャイヨー劇場、フィリップ・ドゥクフレ・カンパニー、梶本音楽事務所パリ・オフィスで制作勤務。現在はフリーランスとして、主にパリ日本文化会館でプログラミングのアドバイス・広報、他劇場やフェスティバルとのタイアップ、国内外のプログラム・ディレクターへの情報提供など行っている。活動分野は、現代演劇、コンテンポラリーダンス、古典芸能、音楽(クラシック、ジャズ、電子音楽)など。


主催:横浜能楽堂[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団]
共催:横浜赤レンガ倉庫1号館[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団]
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業)
   独立行政法人日本芸術文化振興会 

[お問合せ]
OTABISHO 横浜能楽堂
TEL:045-263-3055(11:00~20:00)